演技力のあるTRPGは面白い、それでもTRPGに演技力はいらない。

雑記

先日、にじさんじのバーチャルライバー、周央サンゴ、健屋花那、黛灰の3人がプレイヤーとなって、クトゥルフ神話TRPGが行われました。

この3人、元々ボイスドラマなどに積極的で、演技力がめちゃくちゃ高いのですが、そんな3人がTRPGをするということで楽しみにしておりました。

結論からいうと、もう感動とかてぇてぇとかそんな簡単な言葉じゃ表現できないほどの完成度でした。サービス精神を擬人化したような黛灰さんでさえ、すぐに配信を切ってみんなで感想を言い合いたいというほどの完成度で、見ているほうも大満足の内容でした。

こんなTRPGを回すことができたキーパー(ゲームマスター)は本当にうれしかったと思います。

今日、夢咲 刻夜さんがキーパー視点の感想配信をしてくれるそうなのですが、是非見に行こうと考えています。

TRPGはゲームを回すゲームマスターとゲームを遊ぶプレイヤーが協力して面白くするゲームです。

通常のゲームでは必要ないかもしれませんが、TRPGは絶対的にプレイヤーの楽しもうとする姿勢が必要です。

その、楽しもうとする姿勢の中の一つに「演技力」というものはあると思います。ゲームマスター、同卓の他プレイヤーに少しでも楽しく過ごしてもらいたいという気持ちが、いいロールプレイにつながります。

しかし、TRPGというのはそれだけではありません。もちろん演技が不得意な人もいるでしょう。それでもTRPGは絶対に楽しめると声を大にして言いたいのです。

例えば、「ああああぁぁぁぁ!!なんでこんなことにっ!!??」と演技をすることがTRPGでは絶対ではありません。

「大声を出して、今起こった事態にうろたえます」など、状況描写でも十分TRPGは楽しめます。仮にそれがゲームマスターだったとしてもです。過剰な演技は必要としません。別にプロ野球選手しか野球ができないわけではないですし、草野球の審判をライセンスを持っていない人がやったっていいんです。自分の楽しめる範囲で楽しめばいいと僕は思います。

そして、だからこそ、ロールプレイが上手い人がいたら遠慮なく賞賛の言葉をかけましょう。「あのシーンのあのセリフ、本当に泣きそうになったよ!」とか、「GMのあの判断はドラマチックだったねぇ」とか、よいところがあれば最後に一言褒められると本当にうれしいものです。

TRPGは、全員がクリエイターです。シナリオを作る人、ゲームを回す人だけじゃなく、プレイヤーを作り物語を紡いでいくプレイヤーもまたクリエイターです。

上手い下手はどうしてもありますが、みんなで楽しめるように無理のないゲームを心掛けたいですね。

ただ、狂気ンゴ灰那山脈はマジで見てほしい。TRPGやってない人でもやりたくなると思う。

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