シナモン罵倒事件とI.CINNAMOROLL

雑記

私、「シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング」という番組が大好きなんです。

しかし、私がどうしてもこの番組について語りたくなったのが、第14話の内容。

シナモンが「エゴサ」という言葉を知って、試しに安田さんがこの番組について調べてみるという内容。

いい感想もたくさんあるけれど、残念ながらシナモンに対する批判的な意見もチラホラ。かばうように話す安田さんに対してシナモンは「イラっとするのに観てくれてありがたいね。」と達観した様子。

しかし、安田さん自身に対する批判的な意見を見た安田さんが気に病んでしまって番組が終了。

シナモン罵倒事件

時は遡って2015年ごろ、シナモンの公式Twitter(現X)に暴言をリプライされるという事件がありました。

内容もあまりに稚拙で、本当に不快な物でした。

サンリオとしても対応に困っていたものの、ブロックにはかなり慎重だったようで、それでもしばらくして当該アカウントをブロックしていったようです。

I.CINNAMOROLLとは

シナモロールとは

I.CINNAMOROLLを説明する前に、シナモンの紹介を少し。

お空の上で生まれたこいぬの男の子を「カフェ・シナモン」のお姉さんに見つけられ、そのまま一緒に住むように。

シッポがシナモンロールみたいにくるくる巻いているので、「シナモン」という名前をつけてもらいました。

そんな、大人しいけど人懐っこいシナモンを中心としたキャラクターたちの世界がシナモロールです。

そんなシナモンが心無い言葉をかけられたら、傷ついてしまうのも当然ですね…。

I.CINNAMOROLLとは

一方、I.CINNAMOROLLは少し世界が違います。

お空の上から降ってきたシナモンは、カフェ・シナモンのお姉さんに出会っておらず、いろいろあったのちに自立して、のんびりと暮らしています。

肩の力が抜けているけど、社会に揉まれて達観した様子でもあります。

人の目を気にせず、自分が本当に大切なことを大事にしています。

シナモンがエゴサで悩む安田さんにかける言葉は…?

そんなシナモンは、遂にキッチンスタジオで安田さんに出会います。

そして、「シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング」が始まります。

シナモンは、自分本位とはいえ料理番組にやる気の様子。安田さんに助けられながら、時には励まされながら料理番組を続けていきます。

シナモンは1話からずっと続けていたロールキャベツを作るのがずっと嫌だったと10話にして打ち明けます。過去に働いていた洋食屋で何かがあったらしいのですが、安田さんはそれを聞かずに違う料理を作ることを決めます。

そして14話。シナモンが新しく覚えた言葉「エゴサ」からこの番組のエゴサーチをしてみることに。

中にはシナモンへの批判的な意見もあったけれど、このシナモンは、Twitterで罵倒されたシナモンではなく、いろいろあって社会人を経た自分本位のシナモン。そんなに気にしていない様子。

でも、安田さんは時間を気にしすぎていたり、笑顔が怖いというつぶやきをみつけて何か傷ついているみたい…。

私は、このくだりを、この回だけのお話だと思っていました。

しかし、15話で安田さんがいかにこの意見を重く受け止めていたか知ることになります。

安田さんは時計を片付けてしまい、笑顔を封印して真剣な顔で番組を行うことにします。料理番組としてしっかり進行するため、シナモンのお話も止めてしまうらしくない展開…。

時計も無いので番組の進行もグダグダになってしまい、いつものようなシメの言葉もなく番組が終了。

これまで、安田さんに励まされながら番組を続けてきたシナモンは、安田さんに今後どんな言葉をかけるのか、今から胸が詰まる思いです…。

違う世界の新しい相棒、安田顕との関係性に目が離せなくなってきました。

シナモンとSNSを描くサンリオの覚悟

世界線が違うものの、元々は同じシナモン。Twitterで罵倒され表に出ることもできなくなっていたシナモロールのシナモンとは違い、色んな事を経験したシナモンが考える、SNSとの向き合い方をどのように描くのでしょうか。

サンリオがI.CINNAMOROLLを通して、現代のSNSをどう捉えるのか。ファンとして大変楽しみにしております。

まとめ

いろいろ言いましたが、そもそもシナモン罵倒事件は忘れるべき歴史だと思いますので、「ゆるドキ☆クッキングのシナモンかわいい!」で観るのが本来のこの番組の見方だとは思います。

まぁでも、サンリオで考える哲学や生き方も、堅苦しくなくていいもんですよ。

[itemlink post_id=”1145″]

みんな、気軽にゆるドキ☆クッキングを観よう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました