マクロ視点とミクロ視点

最近まで、私が働いている会社の社長はマクロ的視点の方だと思っていました。

しかし、最近になって社長の下でいろいろなことをしていると、めちゃくちゃミクロ的視点だということに気が付きました。

マクロ視点とミクロ視点とは

  • マクロ視点 全体的、抽象的な視点
  • ミクロ視点 部分的、具体的な視点

ざっくりいうとこのような意味です。

弊社の社長はいわゆるワンマン社長で、本当にいろんなことを思いついては始めています。

ミクロ×∞

なので、社長がマクロ的な仕事の考え方を持っていると思っていたのですが、それは違っていたようです。

蓋を開けてみると、社長はミクロ的に本当に現場に細かく顔を出しては、具体的な話をしているようでした。

ただし、社長も忙しいため、仕事が私含む部下に振られることになります。

しかし、その際にもう現場に絵は伝えられている為、調整する立場としてはすでに出来上がった段取りで決まった絵に向かって進むことになります。

ミクロ×∞のメリット

そのような状態で仕事を始めることのメリットは、ゴールがわかりやすいことです。

すでに出来上がっている絵に向かって、それを実現するように動けばよいので、目標やゴールは明確になります。

ミクロ×∞のデメリット

一方、デメリットは、納得しない絵でも進む必要があるということです。

例えば、小売業の場合、現場の目的は売上を上げること、総務の目的は利益を増やすことのように、エンジンとハンドルが別になるような判断を行わなければなりません。

しかし、現場に直接社長が行って物事が決まってしまうと、売上アップのためには有効ですが、予算がかかりすぎる上長期的にみればスタッフ負担が大きすぎるような案件が決まってしまうこともあり得ます。

なので、やたら難しいパズルを解く必要が出てくる可能性があります。

そういうことを両方取りで器用にこなすのが会社員なのでしょうが、難しいですね…。

サラリーマンの大変さを痛感しております…。

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